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丸亀製麺で有名なトリドールホールディングス【3397】の株は買いなのか検証します【2020年3月株主優待銘柄】

 

3月権利確定銘柄紹介第2弾。

今回はトリドールホールディングス(3397)について執筆します。

 

丸亀製麺という全国的に有名な讃岐うどんのチェーン店がありますが、

その丸亀製麺の運営主体はトリドールホールディングスです。

 

低価格でコシのあるうどんがとてもおいしいし

毎月1日の釜揚げうどんの日は釜揚げうどんがなんと半額になります。

注文して商品が出てくるまでのスピードが速いのも利点で

時間がないときも利用しやすいお店かと思います。

 

そんなトリドールホールディングス(3397)

は今買いなのか検証します。

 

※3月の権利付最終日は3月27日(金)です。

購入を検討する場合はご注意を

トリドールホールディングス(3397)の株価・株主優待・配当金

 

<注意!>

トリドールホールディングス(3397)は2020年3月31日に

1 株につき 2 株の割合で株式分割することを予定されています。

また、それに伴い2020年9月以降より優待内容も変更見込みです。

ここでは変更前(2020年3月まで)の優待内容を記載します。

 

【必要最低金額】

201,400円 ※2020年3月13日終値(1株当たり2,014円)

※仮にこの状況で株式分割が行われた場合は

100,700円(2020年4月以降)

 

【優待内容】※2020年3月の優待内容です

丸亀製麺などで使える割引券

1年未満保有 1年以上保有による上乗せ
100株 100円割引券 40枚綴り
(4,000円相当)
上乗せなし
200株 100円割引券 30枚綴り
(3,000円相当)
500株 100円割引券 100枚綴り
(10,000円相当)
1,000株 100円割引券 150枚綴り
(15,000円相当)

【権利確定月】

年2回(3月,9月)

 

【必要株数】
100株以上

 

【予想配当金】

1株あたり年間12.5円

なお、トリドールホールディングス(3397)は累進配当

(年々配当金額を維持または増やす方式)

を行っていないようです。

 

直近3か年分をまとめると

1株あたりの配当額 配当性向
2018年3月期 26.5円 24.7%
2019年3月期 1.5円 24.1%
2020年3月期(予想) 12.5円 20.6%

これによると配当性向を20%程度に抑える手法をとっているようです。

 

【予想配当利回り】

0.62%

 

【優待利回り】※2020年3月の優待内容です

1年未満保有 1年以上保有による上乗せ
100株 3.97% 上乗せなし
200株 1.99% +1.49%
500株 1.99% +0.60%
1,000株 1.49% +0.30%

 

 

・配当利回りは年により大きく変動する

・優待利回りは100株所有が一番よく、4%近い高利回り

 

トリドールホールディングス(3397)は月次を公表している!

こちらから月次が確認できます

 

前年同月比の売上高や客数・客単価(新店含むものと既存店のみのもの)

が毎月確認できます。

 

これを見る限り、売上高・客数・客単価は

ほとんどの月で前年度比で100%を超えています。

 

前年が多少不調だったようですが、

業績は悪化していないのではないかと受け取れそうです。

 

業績報告も、2019年12月期時点で前年より

売上・営業利益ともに伸ばしているようです。

 

月次を公開している銘柄は業績が読みやすく、

株価も読みやすくなるので、見ることをおススメします。

 

新型コロナウイルスの影響は?

2020年2月の月次が前年度より売上を伸ばしていたので、

この時点では悪影響は少ないようです。

 

しかし、政府の専門家会議が2月24日にここ1~2週間が瀬戸際

26日にイベントの自粛要請

27日に小中高等学校に臨時休校の要請をしたので、

客足に影響がで始めたのは3月からと推測されます。

 

これらの動きを受け、3月に入って

2週間程度は客足が落ちている気がしました。(※個人の感想です)

 

しばらくは以前と同等な客入りはどの飲食業も望めないと思います。

とはいえ、緊張も和らいだのか、最近は多少はお客さんも戻ってきている印象です。

(地域差はあるでしょうが)

 

コロナの影響でどれぐらい株価が下がった?

2月26日イベント自粛要請前の2月25日と現在の株価を比較。

他の飲食業関連銘柄も比較のため調べてみると

銘柄 20/2/25終値 20/3/13終値
トリドールホールディングス(3397) 2,667 2,014
ゼンショーホールディングス(7550) 2,300 1,749
すかいらーくホールディングス(3197) 1,780 1,514

ゼンショーホールディングス(7550)はすき家、

すかいらーく(3197)はガストが特に有名ですね。

 

どの銘柄も大きく株価を下げております。

これら以外の銘柄もコロナウイルスの懸念で軒並み株価が暴落しております。

 

トリドールホールディングス(3397)は現在買いなのか?

トリドールホールディングス(3397)は大きく株価も下げているし、

業績は前年より上向いているので、株価としてはプラス要素もあります。

 

しかし、株価を下げているとはいえ、PBRがちょっと高めです。

(外食業はPBR高めの傾向はありますが)

 

また、店舗を多く抱える外食業の場合、

従業員にコロナ感染者が出ると大きなイメージダウンとなり、

株価の暴落につながる可能性があります。

 

変な話、コロナの流行が進み、あるのが当たり前になり、

感染者が出ても驚かないぐらいになると、

株価への影響は小さくなるかもしれません。

 

しばらく様子見が吉かと思います。

 

外食業の株はなじみのある銘柄で

株主優待に魅力がありますが、

慎重に買い時を探りたいところです。




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