エル・ティー・エス(6560)の銘柄情報
【分売発表時株価】3,100円(6月23日終値)
【分売翌日終値】 3,305円
【分売前日株価】 2,820円(6月30日終値)
【分売価格】 2,749円(値引率2.52%)
【申込数量】 1人200株まで(100株単位)
【分売枚数】 140,000枚
【分売前日出来高】230,400枚
【分売理由】 東証一部への市場変更における形式要件(株主数)を充足するため
※東証一部昇格はすでに決まっており、7月8日に変更見込み。
【事業内容】企業の効率化コンサル
【配当】無配
【優待】なし
【指標】PER約47倍、PBR約7.5倍(割高)
【直近の決算発表】5月15日1Qの決算発表
【通期の決算発表の内容】
売上高:2016年12月期~20年12月期まで、連続で増加、または増加を見込んでいる。
営業利益:同上
経常利益:同上
【四半期の決算発表の内容】
※20年1Qの決算発表(1月~3月)の売上高、営業利益、経常利益すべてが、
前年同期比(19年1Q)、前期比(19年4Q)をともに上回っている。
分析
日本株は好況だったにもかかわらず、
-21円(0.74%)下げました。
立会外分売前の株価調整かと思われますが、株価高騰気味だったので、
いったん売りが入って下げている可能性もあります。
最近は、IPO上場が続き、そちらに資金が流れる傾向にありますが、
エル・ティー・エス(6560)の立会外分売が行われる日は
IPOは行われません。それでも、IPO上場したての銘柄はいまだ過熱感があるので、
これまでの立会外分売と多少状況が違う面もあり、不安材料と言えます。
例えば先日まで株価に過熱感のあったベース(4481)や、松屋アールアンドディ(7317)
などは、IPOが続いたことで、
相対的に注目度が下がったのか、少し落ち着いてきています。
エル・ティー・エス(6560)も増収増益が続き、将来性を見込まれているためか、
指標より割高で株価に過熱感があるとみています。
余談ですが、今日の日経平均の挙動は高く始まりましたが、
時間がたつにつれ、下げていきました。
前日(6月29日)は日経平均が暴落し、痛い目を見た人が多かったと思います。
今日は株価をいくぶんか戻したので、高いうちに売りたいと思い、
利益確定または損切の売りが集まったように私は見えました。
本日のダウや日経平均先物などの動向に注視し、判断した方がよさそうです。
分売価格も2,749円も気軽に手を出せる金額ではないので、
見送るのも手かと思います。
6月26日のベース(4481)やフロンティア・マネジメント(7038)の2つ。
これはともに始値マイナスとなりましたが、始値売りで千円弱ずつの損失
で済んでいます。
立会外分売は比較的リスクが少ない投資法なので、
よっぽど変な案件出ない限り参加するという手法もアリかと思います。
私のスタンスは、ダウや日経平均先物の動向を確認したうえで、
基本的には参加したいと考えています。